United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は10月8日(米国時間)、「Apple Releases Security Updates|CISA」において、Appleの複数のプロダクトに脆弱性が存在すると伝えた。この脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性があるとされており注意が必要。

Appleからは対象の脆弱性を修正するアップデートが公開されている。脆弱性が修正されたプロダクトおよびバージョンは次のとおり。

  • iCloud for Windows 7.14
  • iCloud for Windows 10.7
  • iTunes 12.10.1 for Windows
  • macOS Catalina 10.15

脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。

  • About the security content of macOS Catalina 10.15

    About the security content of macOS Catalina 10.15

Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA)はユーザーおよび管理者に対し、上記のセキュリティ情報をチェックするとともに、必要なアップデートを適用することを推奨している。