伊藤園は、同社展開のキャッシュレス決済対応自動販売機(CL決済対応自販機)において、新たに5つのサービスへの対応を10月1日から順次開始することを発表した。
新たに対応するのは「楽天ペイ(アプリ決済)」「LINE Pay」「PayPay」「d払い」「WeChat Pay」の5つ。同社は現在、交通系を含む各種電子マネー決済に対応する自動販売機を大都市や観光都市を中心に約1,000台展開しているが、これら既存機での対応など10月1日より順次拡大し、2021年4月までに現状の約5倍となる5,000台の設置を目指す。
同社は、消費税増税に合わせて開始されるキャッシュレス決済のポイント還元制度や、訪日外国人の増加などキャッシュレス決済の拡大を背景に挙げており、今後もモバイル決済に対応した自動販売機の拡大で利便性の向上に務める旨を述べている。国内では至る所で利用できる自動販売機。最近は、機能向上の試みも増加しており、様々な役割が期待されている。