センシンロボティクスは9月9日、ベイシスとドローン点検サービスにおける業務提携を開始したと発表した。

今回の提携は、ベイシスが行う外壁点検・劣化診断においてセンシンロボティクスが提供するドローン自動航行プラットフォーム「SENSYN FLIGHT CORE」を導入し、ドローンの自律航行による点検を行うというもの。また、離発着・充電を全自動運用で行うドローンポート「SENSYN DRONE HUB」の設置・保守を含めた共同提供も行う。

ドローンを活用することで、ゴンドラ若しくは足場を架設しなければ確認できないカ所でも、タイル1枚1枚の剥落も見逃さずに検出することが可能なことに加え、ドローンに搭載する赤外線カメラを使うことで、目視では発見が困難だった不具合を確認することができるという。

  • 左から可視光カメラによる撮影、赤外線カメラによる撮影

    左から可視光カメラによる撮影、赤外線カメラによる撮影

また、SENSYN FLIGHT COREを利用することで、ドローンの自動航行が可能とし、可視光・赤外線カメラを用いた自動画像解析、点検結果レポートの自動作成を行うことを可能としており、自動航行で作業者の見落とし・ミスの低減・点検の負担軽減を実現するとともに外壁点検のほか、鉄塔や送電線などの点検業務も行う。