インターネットイニシアティブ(IIJ)は7月31日、大容量データの長期保管に最適なクラウドサービス「IIJオブジェクトストレージサービス」(従来の「IIJ GIOストレージ&アナリシスサービス」から1月に名称変更)を機能拡張し、現在提供している西日本リージョンに加え、東日本リージョンにおいて提供を開始した。月額費用は7円/1G。

同サービスは、堅牢性の高いストレージとREST API(Amazon S3互換)のインタフェースを持つオブジェクトストレージ。保存容量の上限がなく、コンテンツの大容量バックアップやアーカイブなどをREST APIを使い、簡易に実現できるほか、Web上のコントロールパネルでアップロード・ダウンロードの操作を行うことも可能としている。

  • サービス提供のイメージ

    サービス提供のイメージ

なお、データ保存量に対して従量課金するシンプルな料金体系で、アップロード・ダウンロード時のデータ転送料は発生しないという。

今回、両リージョンからサービスを提供することで、DR(ディザスタリカバリ)対策として東西間で冗長化を図ることや、重要なデータを別リージョンに遠隔地保管することが可能となる。