島津ビジネスシステムズは、iPhone向けAR天気予報アプリ「お天気JAPAN」の提供を開始した。
同アプリでは、天気予報を拡張現実(AR)と人工知能(AI)によって表現。マンガキャラがテーブルの上など現実世界に飛び出し、その日の天気予報をARで表現する「飛び出す天気」や、カメラに映った物をAIが認識し、認識結果に合った雲をAR空間上に浮かび上がらせる「AI雲メーカー」などの機能を提供する。
また、今後の雨の予想と土砂災害、浸水害危険度が詳細にわかる「雨予想マップ」や、全国で発生した地震や津波予想をリアルタイムに見ることができる「地震・津波情報」、雨雲の接近や落雷・竜巻危険度、地震速報など防災情報を瞬時に通知する「プッシュ機能」といった防災・減災にも活用できる機能も実装している。
同アプリは、その企画と設計、開発を島津ビジネスシステムズが担当し、AR機能における3Dアニメーションの開発を京都国際マンガミュージアム事業推進室が担当。3Dモデルのテクスチャや表情、動作を工夫することで、マンガの世界観を豊かに再現するに至った。
なお、マンガとAR・AIを組み合わせ天気予報を表現したアプリは業界初となる。