Veeam Softwareは、日本を含む13か国、1,575人のCXO(Chief Experience Officer)を対象に行った調査レポート「クラウド・データ・マネジメント・レポート2019」を発表した。
その結果、日本企業の69%(グローバルは73%)で、データやサービスへのダウンタイムによる損失が発生しており、日本企業1社あたりの年間損失額は平均8,580万ドルでグローバル平均である2,000万ドルの4.3倍にあたるという。
また、日本企業の92%が、2019年中のクラウド・データ・マネジメントへの投資により状況の改善を計画(グローバルは93%)し、日本企業1社あたりの投資予定額は平均1億500万ドルでグローバル(平均4,100万ドル)の2.6倍にあたるという。
約4分の3(72%)の企業がハイブリッドクラウドを活用したクラウド・データ・マネジメントを採用しようとしており、4分の3の企業がSaaS(Software-as-a-Service)プラットフォームを使用していると回答しているという。
また、多くの企業がバックアップおよび復元サービスにクラウドを利用しており、51%がBaaS(Backup-as-a-Service)を、44%がDRaaSDisaster Recovery-as-a-Service)を採用し、その理由として、コスト、信頼性、柔軟性、データセキュリティを挙げてる。