伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は6月6日、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)のロボットを効率的に管理する統合管理ソリューション「RPAplus」を提供開始すると発表した。
同製品は、米国UiPathのRPAソフトウェア「UiPath」と日立製作所の統合システム運用管理ソフトウェア「JP1」を組み合わせ、CTCが連携プログラムを独自開発してパッケージ化したもの。
「RPAplus」は、JP1 Version 12で新たに搭載されたRPA連携機能を活用して、UiPathの効率的な運用とガバナンス強化のための一元的な自動化基盤を提供する。
具体的には、JP1のスケジュール機能を使ったスケジューリングや、ジョブの予定と実績の一覧表示を含めた予実管理、ジョブの実行に基づくログ管理など、RPAに関する管理業務を効率化するほか、JP1のジョブネット機能により複数のRPAロボットを連携させて1つのジョブとして実行することも可能。
さらに、UiPathと連携していることで、従来JP1の管理対象とならなかったGUI操作を含む定型作業の自動化もできるため、既にJP1のユーザーはシステム管理・運用業務の効率化を実現できるという。