グローバルウェイは4月17日、「30代が働きやすい都道府県ランキング」を発表した。同ランキングは、本社所在地を基に、 企業を都道府県別に分類し、同社が運営する企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」にユーザーからの評価が寄せられた企業を抽出し、 都道府県別に6つの項目の評価の平均点を算出したもの。

6つの項目とは、「労働時間の満足度-残業や長時間労働がないか」「仕事のやりがい-楽しいか、 意義を感じるか」「ストレス度の低さ-心身に疲弊感はないか」「休日の満足度-休みがあるか、 有休を取れるか」「給与の満足度-金額は十分か、 割に合うか」「ホワイト度-ブラック企業でないかを総合判断」。

第1位となったのは、愛知県(30代の総合評価:3.45)だった 。愛知県は、特に「労働時間」「給与」「ホワイト度」の項目で高評価だったという。

「トヨタ自動車」の商品開発担当の30代後半男性(年収540万円 /2018年度)からは、「主任職(だいたい30代前半)に昇格すれば一気に年収が1000万円台に上がる。 ボーナスも他業種と比べれば高いほうだと思われるので、 給与面での不満は特に感じない」といったクチコミが寄せられている。

第2位となったのは、総合評価が3.22の岡山県と徳島県だった。

岡山県に本社を置く「「ベネッセコーポレーション」」の法人営業の30代前半男性(年収600万円/2017年度)からは、「仕事のやりがいはあると感じている人が多い。 お客さんの役に立てた実感は持ちやすい仕事。 真面目な社員が多く、 本当にお客さんのためになりたいと思いながら働いているメンバーが多い。 お客さんの成長を間近で見られる仕事なので、 やりがいを感じやすい。 休みも多くお盆と年末年始はしっかり休める」といったクチコミが寄せられている。

徳島県に本社を構える「日亜化学工業」の法人営業の30代後半男性(年収800万円/2013年度)からは、「残業時間は部署や時期によりまちまち。 本社ではノー残業デーが設定されている。 また、 残業代はきちんとつけるように、 という風潮になっている。 年間休日は多い。 特に連休期間はかなり長く、 まとまった会社休業期間となるので、 これはとても大きな魅力。 ワークライフバランスで言えば、 自分の場合は、 結構満足している」といったクチコミが寄せられている。

  • 30代が働きやすい都道府県ランキング 資料:グローバルウェイ