Sophosは2019年2月13日(米国時間)、「620 million records from 16 websites listed for sale on the Dark Web|Naked Security」において、複数のWebサイトから漏れたアカウントデータ合計6億1,700件ほどがダークウェブで販売されていると伝えた。今回確認されたデータは16のWebサイトから流出したアカウントデータとされており、影響を受けたと見られるサイトを公開している。

掲載されているリストデータは次のとおり。

サイト 流出アカウント数
Dubsmash 1億6200万
MyFitnessPal 1億5100万
MyHeritage 9200万
ShareThis 4100万
HauteLook 2800万
Animoto 2500万
EyeEm 2200万
8fit 2000万
Whitepages 1800万
Fotolog 1600万
500px 1500万
Armor Games 1,00万
BookMate 800万
CoffeeMeetsBagel 600万
Artsy 100万
DataCamp 70万
  • 620 million records from 16 websites listed for sale on the Dark Web|Naked Security

    620 million records from 16 websites listed for sale on the Dark Web|Naked Security

上記のリストに利用しているWebサイトが含まれている場合、運用者からのアナウンスに注力するとともに、必要に応じてパスワードを更新するなどの対策を取ることが望まれる。

ここ数年、大規模なアカウントデータの流出が続いている。すべてのデータ流出を調査できるわけではないが、「Firefox Monitor」などのサービスを利用すると、入力したメールアドレスが過去に流出したアカウントデータに含まれているかどうかをチェックすることができる。該当している場合は対象サービスのパスワードを変更することが望まれる。

なお、セキュリティファームや当局は、アカウントデータの流出で被る被害を最小限に抑えるために、複数のアカウントで同じパスワードの使い回さないことを推奨している。