デルとEMCジャパン(以下、Dell EMC)は2月12日、「Dell EMC PowerEdge」サーバ向けに、「Microsoft Windows Server 2019」のDell EMCによるOEMライセンスの販売と、同OSの工場プリインストール版の出荷を開始したことを発表した。
Dell EMCは、2ソケット ラックサーバをはじめ、ラック、タワー、モジュラー型の「Dell EMC PowerEdge」サーバ計40機種において「Microsoft Windows Server 2019」をフルサポートし、顧客のデジタルトランスフォーメーションを支援する。
ライセンス体系は、Datacenter、Standard、Essentialsという従来通りの3つのエディションで提供される。必要なライセンス数は、DatacenterとStandardエディションはインストールするサーバの「物理CPUコア数」、Essentialsエディションは「物理CPUソケット数」で決まる(DatacenterとStandardエディション向けの追加用コアライセンスも同時販売される)。また、ユ ーザーまたはデバイスごとに、クライアントアクセスライセンス(CAL)が必要となる。
なお「PowerEdge」サーバにプリインストールされた「Windows Server 2019」を購入するユーザーは、 ダウングレードキットの同時購入が可能。このキットを使えば、ライセンスはそのままに、OSを 「Windows Server 2016」にダウングレードして利用できる。ただし、OS購入後のダウングレードキット販売はできない。
価格は、「Windows Server2019 Essentials」プリインストール済「PowerEdge T140」が29万5,820円、「Windows Server2019 Standard」プリインストール済「PowerEdge R240」が49万7,640円、「Windows Server2019 Datacenter」プリインストール済「PowerEdge R540」が1,778,160円(いずれも税別、配送料込み)から。
また、エントリーサーバ「Windows Server 2019 Standard」プロモーションモデル「PowerEdge T140」は35万3,248円、「PowerEdge T340」は54万2,878円(どちらも税別、配送料込み)からとなっている。