fossBytesに2019年1月22日(米国時間)に掲載された記事「Top Free VPN Apps On Android Ridden With Malware And Privacy Leaks」が、Androidの無償のVPNアプリの多くが情報漏洩やマルウェアのリスクを抱えていると伝えた。
世界中のVPNをレビューしているTop10VPNが150の無償のVPNアプリを分析した結果、少なくとも90%のアプリがセキュリティ上の問題があることが明らかになったという。これらのアプリはすでに2億6000回以上ダウンロードされているという。
Top10VPNによると、99を超えるアプリで侵入型のアクセス許可が発見されたという。これらの許可には、ユーザーの場所、デバイス情報、マイクの使用、カメラへのアクセスなどが含まれる。
一般的に、VPNアプリをセキュリティを強化する手段だと認識されrている。しかし、Top10VPNの調査により、VPNアプリを使うことで逆にプライバシーやセキュリティに関して好ましくない状況を生み出していることが明らかになった。
記事では、こうしたセキュリティの問題を避けるため、無償のVPNアプリではなく有償のVPNアプリを利用することを推奨している。無償のVPNアプリは収益を得ようとする結果こうした状況になっていると指摘しており、有償のVPNアプリのほうが安全であることが多いと説明している。