NTT東日本は、コミュニケーションロボットを活用したインフォメーション業務の効率化を目的とする実証実験を、SHIBUYA109で開始すると発表した。実施期間(予定)は、2018年12月20日(木)~2カ月程度。

実験では、SHIBUYA109のインフォメーションカウンターに、コミュニケーションロボット「Sota」を設置し、多言語(日本語、英語、中国語、韓国語)で、SHIBUYA109の館内や周辺案内、主要駅の行き方等を案内する。

館内案内では、「Sota」によるガイドやタブレットの操作により店舗の情報を表示、周辺案内では、渋谷周辺の商業施設や飲食店等、目的地までの地図情報を表示する。さらに、QRコードにより顧客の端末に地図情報を転送することで、SHIBUYA109から目的地まで案内する。

実証実験では、顧客に問いかけ、利用履歴を分析し、定期的に遠隔から対話シナリオや表示コンテンツの改善を図る。

  • 実施概要イメージ

NTT東日本では、本実証実験を通じ、「訪日外国人対応における課題」を持つ顧客に向けた「新たなソリューションの提供」をめざすとともに、「地域とともに歩むICTソリューション企業」として、ICT技術の新たな活用シーンを創出する。