グローバルウェイは12月12日、「技術職の年収が高い企業ランキング」を発表した。同ランキングの調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)に記載があり、 2017年4月1日から2018年3月31日にかけて「キャリコネ」に「技術職」のユーザーから給与明細投稿が10件以上ある企業を対象にしたもの。
同ランキングの平均年収はユーザーから寄せられた情報をもとに算出しており、 企業が発表している数値とは乖離がある場合がある。
第1位は日本アイ・ビー・エム(平均年収732万円)だった。同社はITシステムに関わるハードウェアやソフトウェア、 サービスを提供しており、プロジェクトマネージャー、 製品開発エンジニアなどが活躍している。
「成果を出していれば、 それなりに評価される環境にある。 実施したことはきちんと自分でまとめておき、 上司に体系立てて報告できるスキルが重要」(プロジェクトマネージャー/30代前半男性/年収800万円/2015年度)といったクチコミが寄せられている。
第2位は三菱電機(平均年収686万円)だった。2019年の電機業界の新卒採用予定数は三菱電機が最多で、 うち6割は理系だったという。「福利厚生制度などを利用すると、 当初提示されていた年収よりアップする結果となり満足しています。 また、 入社すぐにもかかわらず、 賞与のタイミングで、 寸志ではあったが支給してもらえたのは良かった」(プロジェクトマネージャー/30代後半男性/年収750万円/2013年度)といったクチコミが寄せられている。
第3位はパナソニック(平均年収684万円)だった。近年はAIなどのIoT/ロボティクス分野と、 蓄電・水素などのエネルギー分野の研究開発に注力している。「同年代よりは、もらえていた印象がある。 年齢を積むと、 ある程度までは年収はあがり、 世の中の平均値よりは高くもらえる」(ソフトウェア関連職/30代前半男性/年収500万円/2018年度)といったクチコミが寄せられている。