日本IBMは11月28日、IBM Cloudの利用者向けのマネージド・サービス「IBM Services for Managed Applications」に、オペレーティングシステムとOracleソリューション向けに標準運用を提供するサービスを追加して2019年2月より提供を開始すると発表した。

「IBM Services for Managed Applications」は、IBM Cloud上でSAP ApplicationやOracleソリューションを利用したいという顧客に対し、オペレーティングシステム、データベースやアプリケーションの標準運用・保守を支援するサービス。

マルチテナント環境でのサービス提供に加え、ベアメタル上でサービス提供するメニューを新たに開始。ベアメタルでは、利用者専用のサーバリソースに対するコントロールを持つことができるため、データの機密性を確保したい利用者でもクラウドを利用しやすくなる。

Oracle向けサービスでは、Oracle VMをサポートしマルチテナントでのサービス提供し、仮想化環境の柔軟性とOracleライセンス費用の適切な維持管理の両立を実現する。

対象となるOSは、WindowsとRed Hat Enterprise Linux、Oracle Linuxで、提供方法はOSのみのメニューと、OSとアプリケーションを対象とするメニューがある。