ASUS Japanはこのほど、1Uラックサーバ「RS100 E10 PI2」「RS300 E10 PS4」、小型ワークステーション「E500 G5 SFF」を発表した。すでに代理店経由で販売を開始しており、価格はいずれもオープン。
新製品は、いずれもIntel Xeon Eプロセッサに対応し、RS100 E10 PI2は1ソケット、メインメモリが最大64GB、ストレージベイが2×3.5インチ内蔵HDDベイ、2×M.2(NGFF 22110/2280/2260/2242)となる。
また、RS300 E10 PS4は1ソケット、メインメモリが最大64GB、ストレージベイが4×3.5インチ/2.5インチホットスワップHDDベイ、2×2.5インチ内蔵SSDベイ、2×M.2(NGFF 22110/2280/2260/2242)。
さらに、E500 G5 SFFは1ソケット、メインメモリが最大64GB、ストレージベイが2×内蔵3.5インチHDDベイ(またはケージによる最大2×2.5インチSSD)。
RS100 E10 PI2とRS300 E10 PS4の特徴について、ASUS JAPAN インダストリアルプロダクト部 シニアプロダクトマネージャーの王慶涛氏は「フレキシブルストレージ対応、Raidコントローラソリューション、アドバンストI/O、アドバンストマネジメントの4点となる」と、胸を張る。
具体的には多様なM.2ストレージ対応によるオプションを揃えるほか、NVIDIAのGPUカードをサポート。RAIDコントローラソリューション「ASUS PIKEII」を搭載し、高速なデータアクセスを可能としている。また、最大4つのIntelギガビットLANポートを備え、リンクアグリゲーションの機能を適用でき、高いバンド幅を提供するという。
10G対応のASUS Etheenet Card「PEB-10G/57840-2S」「PEB-10G/57811-1S」「PEB-10G/57840-2T」をサポートし、高速かつ信頼性の高い接続性を担保することを可能としている。
さらに、視覚的なQ-Code診断表示灯を搭載し、ハードウェアブート状況を迅速にチェックできることに加え、フロント部分にUSBポート/VGAポートを備え、アセットタグにより管理の煩わしさを解消させるなど、ステータスの可視化によるメンテンナンスの簡易化を実現しているという。
そして、ASUS Control Centerにおいてサーバの資産・セキュリティ管理、リモートによるBIOSアップデート、モバイルデバイス経由で複数システムのモニタリング、ワンクリックでのソフトウェア・アップデートを可能としている。