大日本印刷(DNP)は11月15日、非接触決済「Mastercardコンタクトレス」を搭載したウェアラブルデバイスを発行する体制を整備したと発表した。

これにより、DNPが発行する小型の非接触ICカードをリストバンド型の時計や活動量計、キーホルダーといったさまざまな形状のウェアラブルデバイスに組み込むことで、国際ブランドによる非接触のキャッシュレス決済が可能になる。

11月24日、大阪のパナソニックスタジアム 吹田で開催されるJリーグ公式戦において、三井住友カードと共同でリストバンド型ウェアラブルデバイスを導入し、電子チケットの利用やキャッシュレス決済、スタジアム内で提供されるアクティビティ利用、これらの利用を通じて取得したデータをマーケティングに活用する実証実験を行う。

  • 小型の非接触ICカード(左・中)とウェラブルデバイス(右)