インターコムは、オンライン商談ツール「RemoteOperator Sales」の最新版（Ver.3.2）を11月12日に提供開始すると発表した。

「RemoteOperator Sales」は、離れた場所にいる営業担当者とお客様のPC画面を共有するオンライン商談ツール。最新版では、訪問営業時に必要な資料の受渡しや商談メモの作成、共有など、顧客との双方向のやり取りをオンライン商談で実現できる。

新機能である「ファイル転送」では、営業担当者と顧客ので双方向に提案資料や画像、動画などマルチメディアデータの送受信（提出・受け取り）が可能になる。

  • 「ファイル転送」

メールや郵送と異なり、タイムラグなく資料の送付・受け取りができ、顧客y側はWebブラウザーを利用してファイル転送を行う。Windows/Mac PC、iPhone/iPad、Androidい ずれの端末でも利用でき、特にスマートデバイスを利用している場合は、端末付属のカメラを使って、その場で写真を撮影し転送することも可能。

同社ではこれにより、非対面営業中に営業担当者が転送した電子ファイルに、顧客がすぐに記入し返送したり、逆に、顧客から転送されたデータを営業担当者が即座にチェックし、内容をもとに打ち合わせをするなど、リアルタイムなコミュニケーションが可能になるとしている。

また、新機能の「テキストボード」では、営業担当者と顧客双方がテキストを入力し、保存できる。対面でホワイトボードに板書している際と同じように、営業担当者と顧客双方がテキストを入力し、その入力内容をリアルタイムで入力内容を閲覧できる。作成したテキストボードは、営業担当者が保存許可を出した場合、双方でデータ保存ができるようになる。

また、営業担当者から顧客へカタログや営業資料などを見せている際、これまでは営業担当者側の操作のみだったページ移動操作が、今回、顧客側からもできるようにしている。