京セラは、IoT向け無線ネットワークLPWA(Low Power Wide Area)の通信規格のひとつである「LTET Cat.M1」に対応した「IoTユニット」を、11月より発売すると発表した。
アンテナ、バッテリー、7つのセンサーなど、計測から通信までに必要な機能をコンパクトなサイズのユニットに搭載する。
温度、湿度、気圧、照度、加速度、角速度(ジャイロ)、地磁気の各センサーを搭載。位置情報にも対応。また、IoTプラットフォーム「miotinc(ミオティンク)」に対応しており、このユニットで計測、収集したデータをグラフやマップで分かりやすく可視化することができるという
活用イメージとしては、子供の見守り、高額機器の盗難防止、温度監視が必要な物流システムでの追跡、倒壊の恐れのある建造物の監視、農業系の環境データの見える化などを想定している。
サイズは、約70×37×11㎜(縦×横×高さ)、重量は約39g、電源は内蔵型バッテリー(USB充電)。