TIOBE Softwareから、2018年10月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。

2018年10月におけるインデックスは次のとおり。

順位 プログラミング言語 インデックス値 推移
1 Java 17.801%
2 C 15.376%
3 C++ 7.593%
4 Python 7.156%
5 Visual Basic .NET 5.884%
6 C# 3.485%
7 PHP 2.794%
8 JavaScript 2.280%
9 SQL 2.038%
10 Swift 1.500%
11 MATLAB 1.317%
12 Go 1.253%
13 Assembly language 1.245%
14 R 1.214%
15 Objective-C 1.202%
16 Perl 1.168%
17 Delphi/Object Pascal 1.154%
18 Ruby 1.108%
19 PL/SQL 0.779%
20 Visual Basic 0.652%
  • 10月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

    10月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

  • 10月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

    10月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

このところ、TIOBE Programming Community Indexは1位から9位までは比較的安定している一方、10位は毎月入れ替わる傾向が続いている。これまではRubyとPerlが10位争いを行っていたが、最近ではSwift、R、Goが10位争いを行っている。しかし、これらの言語が今後10位に入り続けるかは不明と説明している。

Swiftはモバイルアプリのプログラミング言語として人気があるものの、最近ではAndroidとiOS向けの双方のモバイルアプリを開発できる環境に人気が移りつつある。RはPythonと競合しつつあるし、Goは他のプログラミング言語と比較して特徴がわかりにくいと指摘されている。