インターコムは14日、情報漏洩対策+IT資産管理システム「MaLion(マリオン)シリーズ」が、BizMobile(以下 ビズモバイル)が提供するクラウド型MDMサービス「BizMobile Go!(ビズモバイル ゴー)」との連携に対応したことを発表した。

この連携に対応する最新バージョン(Ver.5.3.4)のオンプレミス版「MaLion 5」は9月10日より既に提供を開始しており、クラウド版「MaLionCloud」は2018年11月より提供開始予定。

  • 「MaLion – BizMobile Go! 連携ソリューション」構成イメージ

    「MaLion – BizMobile Go! 連携ソリューション」構成イメージ

今回の「MaLion」と「BizMobile Go!」との連携により、BizMobile Go!が収集したスマートデバイスの資産情報は、MaLionの管理サーバーに集約される。これによりシステム管理者は、PC、プリンター、NASなど、MaLionが管理するIT機器のインベントリ情報に加え、スマートフォンやタブレットといったモバイル機器のインベントリ情報についても「MaLion」の画面上から一元管理できるようになる。

また「MaLion」、「BizMobile Go!」ともにリモートロック(遠隔操作による画面ロック)機能に対応している。紛失や盗難など万が一の際、管理者は両製品の管理画面上から該当のPCやスマートデバイスに対してリモートロックをかけることができる。

調査によれば、スマートデバイスの業務活用は約4割を占め、通話やメールチェックをはじめ、スマートデバイスは今や重要なビジネスアイテムとして欠かせない存在となっている。同時に、"社内のPCとスマートデバイスを一元管理したい"というMaLionユーザーのニーズも高まっている。

「MaLion」では、すでに他のMDMサービスとの連携に対応しているが、このたび新たに8,500社130万台以上のデバイスにサービスを提供する「BizMobile Go!」と連携することで、こうしたニーズに応えられるとしている。