トレンドマイクロは9月12日、「ウイルスバスター モバイル(iOS版)」など同社のmacOSおよびiOSアプリがMac App StoreおよびApp Store上で公開停止されていることを確認したと発表した。
公開が停止されているアプリは以下のとおり。
- ウイルスバスター モバイル(iOS版) ※ウイルスバスター クラウドからのダウンロードも利用不可
- パスワードマネージャー(iOS版)
- ウイルスバスター for Home Network(iOS版)
- ウイルスバスターマルチデバイス月額版(iOS版)
- ウイルスバスターモバイル月額版(iOS版)
- ウイルスバスター+デジタルサポート月額版(iOS版)
- パスワードマネージャー月額版(iOS版)
- フリーWi-Fiプロテクション(iOS版)
- Jewelry Box (iOS版)
- ライトクリーナー/ライトクリーナーLE
同社がユーザデータを不正に取得し、中国のサーバへ送信しているという報道については否定している。
ただし、macOS向け製品のDr. Cleaner(国内製品名:ライトクリーナー LE)、Dr. Cleaner Pro(国内製品名:ライトクリーナー)、Dr. Antivirus、Dr. Unarchiver、Dr. Battery、Duplicate Finder は、アプリをインストールする直前の24時間以内のブラウザ履歴を一度だけ取得する。これらのうち、日本国内で提供しているのは、ライトクリーナー LEとライトクリーナーのみ。
以上のブラウザ履歴などのデータは、Amazon Web Services(AWS)上のUSにあるサーバへアップロードされていたが、顧客の懸念を踏まえ、製品からブラウザ履歴に関するデータを取得する機能を削除したとしている。また、USのAWSサーバ上にあるブラウザ履歴に関するデータも削除したとのことだ。