Opensource.comは9月3日(米国時間)、「Turn your vi editor into a productivity powerhouse|Opensource.com」において、高機能なテキストエディタ「Vim」を使った編集作業の効率を引き上げるための23の設定を紹介した。表示や操作を左右する代表的な設定が取り上げられている。
紹介されている設定は次のとおり。
設定 | 内容 |
---|---|
set autoindent | オートインデント |
set smartindent | スマートインデント |
set tabstop=数 | タブの表示長さ指定 |
set shiftwidth=数 | シフト操作での空白数指定 |
set expandtab | タブを空白に展開 |
set number | 行数を表示 |
set textwidth=数 | 回り込み条件(最大幅) |
set wrapmargin=数 | 回り込み条件(右端からの距離) |
set showmatch | 括弧対応表示 |
set hlsearch | ハイライト検索 |
set incsearch | インクリメンタル検索 |
set ignorecase | 大文字小文字無視検索 |
set smartcase | 小文字の時に大文字小文字無視検索。ignorecase必要 |
set scrolloff=数 | カーソル開始残行数 |
set laststatus=2 | ステータスバー表示 |
set spell spelllang=en_us | スペルチェック |
set nobackup | バックアップファイル作成無効化 |
set noswapfile | スワップファイル作成無効化 |
set autochdir | カレントディレクトリ移動 |
set undofile | ファイル編集再開後にもアンドゥを引き継ぎ |
set errorbells | サウンドアラート |
set visualbell | ビジュアルアラート |
set numberで行数表示を有効にした場合、set nonumberで行数表示を無効にすることができる。キーワードの先頭にnoを指定することで無効化の指定になる。現在対象となる機能が設定されているかどうかはキーワードの後に?を指定することで確認できるほか、よく使われる機能にはショートカット名が用意されており、より少ない入力で利用できるようになっている。