Tecmint.comは4月6日(米国時間)、「Discus - Show Colourised Disk Space Usage in Linux」において、ディスクの消費量を表示するコマンド「discus」の使い方を紹介した。discusはdfコマンドやduコマンドのようにディスクの消費量を表示するコマンド。出力に横棒や色付けが行われているなど、dfコマンドと比べてリッチな出力が行われるという特徴がある。

紹介されているdiscusコマンドのインストール方法と主な使い方は次のとおり。

パッケージ管理システム インストール方法
Linux apt sudo apt install discus
Linux yum sudo yum install discus
Linux dnf sudo dnf install discus
使い方 内容
discus 基本的な使い方
discus -c カラー出力を無効化
discus -d 横棒グラフではなくデバイス名を表示
discus -s スマートフォーマット出力
discus -p 数字 小数点以下桁数を指定
discus -k KB単位で出力
discus -m MB単位で出力
discus -g GB単位で出力
discus -t TB単位で出力
  • discusコマンドの基本的な使い方

    discusコマンドの基本的な使い方

  • 横棒グラフではなくデバイス名を表示

    横棒グラフではなくデバイス名を表示

  • 小数点以下桁数を3桁で指定

    小数点以下桁数を3桁で指定

  • GB単位で出力

    GB単位で出力

discusコマンドのデフォルト設定ファイルは/etc/discusrcとなっており、このファイルを~/.discusrcファイルにコピーすれば自分専用の設定ファイルとして利用できる。