Canonicalは2018年8月2日(米国時間)、「Opera launches as a Snap for Linux users|Ubuntu blog」において、WebブラウザOperaをSnapパッケージとして提供を開始したと伝えた。Snapストアからダウンロードしてインストールできる。Snapに対応しているLinuxディストリビューションにインストールすることができ、これまでよりも多くのプラットフォームが単一のパッケージでインストール可能になる。
SnapはCanonicalが開発を進めてきた新しいパッケージおよびパッケージ管理システム。従来のパッケージ管理システムはディストリビューションごとに仕組みが異なっていた。このため、Linux向けのアプリケーションパッケージを提供する場合、それぞれのパッケージ管理システムに合わせてパッケージを用意する必要があった。
SnapはLinuxディストリビューションに依存しないことを目指して設計されたパッケージ管理システム。Ubuntuのみならずほかの主要なLinuxディストリビューションで利用することができる。
Snapパッケージを開発すればより多くのLinuxディストリビューションに対応することができ、サードパーティの開発やメンテナンスコストを引き下げることが可能になると見られる。