イトーキは7月31日、全国の従業員規模500名以上の企業に所属しているワーカー400人を対象に実施した「働き方とオフィスに関する意識調査」の結果を発表した。
自社の「働き方改革」に対する満足度を聞いたところ、「大変満足している」が3.25%、「やや満足している」が40.00%となり、「あまり満足していない」が43.50%、「全く満足していない」が13.25%と、過半数のワーカーが満足していないという結果になった。
「自社の『働き方改革』に満足しているか」という設問と「自社のオフィス環境には満足しているか」という設問をクロス集計した結果、オフィス環境に満足しているワーカーの約90%が、自社の「働き方改革」にも満足していることがわかった。
今後取り組みたい働き方改革の施策については、「休暇取得の促進(育児・介護休暇、有給休暇など)」「テレワークの導入(自宅、コワーキングスペースなど)」「オフィスの改善(集中スペースなどの新たな「場」の設置、レイアウト変更など)」が上位にランクインした。
40代以上(n=298)の回答と20~30代(n=102)の回答を比較すると、「テレワークの導入」「オフィスの改善」といった、働く場所・環境の変革に取り組みたい意向は、20~30代のほうが10%以上高く、差が現れた。