カスペルスキーは7月30日、同社製品が検知・ブロックした世界中のサイバー脅威をWeb上でリアルタイムで可視化する地図「Kaspersky Cyberthreat Real-Time Map(通称：サイバーマップ)」が、日本語を含む10か国語(英語中国語（簡体字）、イタリア語、スペイン語、ドイツ語、トルコ語、フランス語、ポルトガル語、ロシア語)に対応したことを発表した。

  • 「Kaspersky Cyberthreat Real-Time Map」の画面

サイバーマップでは、表示モード(3D表示と平面表示)や地図カラー(ダークとライト)の切り替えをはじめ、地球儀を回転させて各地域を拡大表示することができ、インタラクティブにその地域における脅威動向の詳細を確認することができる。

具体的には、秒当たりの検知数のグラフ(リアルタイム)、当日の検知状況ランキング(国)、過去の統計データ(全地域と国別、検知名、期間は過去1週間と過去1カ月で切り替え可能)といった統計データを閲覧することができる。

同社製品が検知・ブロックした脅威としては、オンアクセススキャン（OAS）、オンデマンドスキャン（ODS)、ウェブアンチウイルス（WAV)、メールアンチウイルス（MAV）、侵入検知システム（IDS)、脆弱性スキャン（VUL）、カスペルスキーアンチスパム（KAS)、ボットネット活動の検知を参照できる。

自動でリアルタイムな攻撃の様子を表示するデモモードでは、リアルにサイバー脅威を体感できるほか、ソーシャルメディアでシェアすることも可能。