ソフトバンクは7月18日、さまざまなIoTビジネスの領域におけるパートナー企業の技術支援やビジネスマッチングを行うことにより、IoTビジネスを総合的に支援する「パートナープログラム」を、約140社のパートナー企業と開始すると発表した。
今回開始する「パートナープログラム」は、法人企業のニーズに応じて、IoTにおけるデバイス、システムインテグレーション、アプリケーションの各領域で最も適したパートナー企業をソフトバンクがマッチングし、そこから生まれたIoTソリューションを提供するというもの。
パートナーは、「デバイスパートナー」「インテグレーションパートナー」「データマイニングパートナー」「アプリケーションパートナー」「協業パートナー」に分けられる。
「デバイスパートナー」はデバイスやモジュールを共同開発するプログラムで、ソフトバンクのNB-IoTなどのIoTデバイス向けの通信を活用して提供する。
「インテグレーションパートナー」はシステムインテグレーションを担ってもらい、ITコンサルティングとITソリューションを含めた、必要とするIoTテクノロジーを構築し、提供する。
「データマイニングパートナー」はIoTデバイスで計測・数値化したデータを解析するアルゴリズムなどで協力してもらうプログラムで、解析したデータが求めるものかどうかを見極め、アプリケーション上で可視化していく。
「アプリケーションパートナー」はアプリケーションを共同開発するプログラムで、各業種・業態に適したアプリケーションソフトウエアと、ソフトバンクのIoTプラットフォームを組み合わせて提供する。
「協業パートナー」は各テーマにおけるビジョンを達成するために協業するプログラムで、新しい価値をもたらすIoTソリューションの提供を目指す。