ソフトバンクは7月5日、クラウドPBXとFMC(フィックスド・モバイル・コンバージェンス、固定通信と移動通信の融合)を統合した法人向けのコミュニケーションサービス「ConnecTalk(コネクトーク)」を、7月30日に提供開始すると発表した。
新サービスは、PBXを利用する場合やPBXをクラウド化する場合のいずれにおいても、柔軟なコミュニケーション環境をワンストップで提供する。
スマートフォンをはじめとする携帯電話と固定電話を統合し、外出先から内線通話をしたり、電話の取り次ぎを受けたりするなど、多様化するワークスタイルに対応した柔軟なビジネスコミュニケーションを可能するという。
また、携帯電話では、VoLTEに対応した高品質な通話が可能となり、PBXの有無にかかわらず、また拠点ごとにPBXの設置状況が異なる場合でも、全拠点でシームレスに同サービスの内線通話を利用できる。
さらに、固定電話と携帯電話の設定はWeb上の管理画面で変更でき、PBXの設定に関わる手間や費用の削減が可能。今後は、ビデオ通話やチャットなどの機能を追加し、テレワークなど柔軟な働き方や、ワークスタイルの変革を実現する利便性の高いコミュニケーションサービスを提供していく。
基本料金は1契約につき月額1万円(税別)、サービス利用料はモバイルタイプ(携帯電話で利用する場合)がモバイル1回線につき月900円(同)、PBXタイプ(クラウドPBXで固定電話を利用する場合)が1IDにつき同500円(同)、外線GW接続(ユーザー企業の事業所内の外線ゲートウェーと接続する場合)が1CHにつき同400円(同)、宅内PBX接続(ユーザー企業の事業所内のPBXと接続する場合)が1CHにつき同400円(同)。