佐賀県で1945年に創業しパッケージやダンボールのデザイン、製造などを行うサガシキは6月5日、2018年6月より日本国内での独占販売を開始したデジタルサイネージ管理システム「ENPLUG(以下、エンプラグ)」の新機能「ENPLUG Analytics Series(以下、顔認識システム)」を6月8日より提供開始することを発表した。

エンプラグとは、米国で1000社以上の企業が導入しているデジタルサイネージ管理端末システムで、直感的な操作性で誰でも簡単かつスマートに使用できるほか、ディスプレイに最適なコンテンツを配信することが可能。米国では主にイベントや会議、ビジネス、オフィス、フランチャイズなどさまざまなシーンで活用されているという。

  • 「ENPLUG」イメージ画像

今回、エンプラグが提供する新機能「顔認識システム」は、サイネージを見た消費者の年齢・性別・視聴時間に関する情報を記録できる効果測定スキーム。デジタルサイネージのロケーションや配信されるコンテンツを正しく評価することで、より発展的な企業のマーケティング支援を可能にする。

サガシキでは、広告配信システムと「顔認識システム」の仕組みを利用し、顧客層に合わせて自動的に最適なコンテンツに切り替える配信システムの構築に取り掛かっており、将来的には、視聴者の属性値から、最適なコンテンツをインタラクティブに表示する仕組みを提供したい考えだ。