NECネッツエスアイ(NESIC)は6月5日、2018年6月17日に開催される「秩父宮みなとラグビーまつり2018」において、秩父宮ラグビー場・周辺地域でAI・VRなどデジタル技術を活用した実証実験を実施すると発表した。
今回の実験で同社は、「人と地域とつながるスタジアム」をコンセプトに、選手とファン、スタジアムと都市等が直接またはデジタルでつながるコミュニケーション基盤を提供。スタジアムを人が集まる場所と捉えるだけでなく、地域のランドマークとして考え「集まる・回遊する・消費する・拡散する」および「安心・安全」に関わるソリューションの実証実験を行う。
具体的には、NECの画像認識サービス「GAZIRU」を活用したスタンプラリー(6月8~17日)をはじめ、ラグビーのタックル、仮想ユニフォームの試着などを体験できるVRゾーン、ARを活用した記念写真撮影などの体験を提供する。また、ラグビーのルールを教えてくれるチャットボットや、スマホにかざすと選手の動画ページにアクセスできるマルチタッチカード、レーダーなどを活用したカメラ映像を利用しない混雑状況把握などについても実証する。