セゾン情報システムズは5月30日、複数企業間の電子データ交換をサポートするクラウド型EDIサービス「STORES-EDI」に、新機能としてチャットボットを使った自動応答サービスを開発し、6月1日にリリースすると発表した。

  • サービスのイメージ

    サービスのイメージ

自動応答サービスは、L is B のビジネス用チャットツール「direct」をベースとして開発し、STORES-EDIに実装。期待される効果として、小売業では緊急時に取引先への一斉通知や、送付した一斉通知は取引先ごとに未読・既読が確認できるほか、自動応答サービスだけでなく、チャット機能を使って取引先と個別に連絡を取ることを可能としている。

また、取引先は発注データ件数をリアルタイムに把握することが可能なことに加え、パスワード入力ミスによりアカウントロックがされた場合でも、数分でロック解除ができるという。

今後、同社では今回の自動応答サービスの機能を強化していくとともに、STORES-EDI以外の他のサービスにも展開し、ユーザーの利便性向上や満足度の向上および運用業務の効率化に取り組んでいく方針だ。