TISは5月28日、企業の業務効率化と生産性向上を実現する月額定額制のRPA(Robotic Process Automation)ソリューション『RPA Smart』を提供開始すると発表した。

『RPA Smart』は、月額定額制のため定型業務を代行するロボット(自動化オペレーション)の作成を無制限で行うことができるTISオリジナルのRPAソリューション。作成できるロボットの数や規模に制限がないため、自動化する対象業務を絞らずに、トライアンドエラーを繰り返しながら試験的に導入していき、状況に応じて適応領域を広げることができる。

  • ノンプログラミングでのロボ作成のイメージ

    ノンプログラミングでのロボ作成のイメージ

  • 『RPA Smart』の活用イメージ

    『RPA Smart』の活用イメージ

また、ロボットの作成は、ノンプログラミングで行えるため、導入先部門などでプログラミングの専門の知識がない場合でも、TISが提供するRPA定着に向けた教育コンテンツとサポートを受けることで、自社による導入・運用・保守を可能とし、ROIを高める効果が期待できるという。

『RPA Smart』の導入対象業務の例として、個人で必要な定期業務では「経費や交通費の精算業務」「ウイルスソフトのフルスキャンや定期更新業務」「会議室予約やスケジュール調整業務」など、各部門の担当者に集中する業務では「定期ソフト更新のチェックや勤怠入力チェック業務」「売上・受注遅延などのモニタリング業務」「複数システムからのデータダウンロードや分析・加工、レポートの作成業務」など、特定の部門で複数人が実施する業務では「WEBシステムへのマスタ登録業務」「リストに記載された対象者へのメール送信業務」などを挙げている。

価格(税別)は、「RPA Smart月額利用サービス」が60万円/月～、「PoCサービス」が150万円～。