ドキュメントソリューションなどを手がけているサイバーテックと、デバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発するインフォテリアは5月10日、サイバーテックが提供するコンテンツ管理システム「Publish MakerX」とインフォテリアの「Handbook(ハンドブック)」が連携したことを発表した。
「Publish MakerX」は、Webブラウザから入稿するだけでコンテンツやドキュメントをデータベース化し、印刷用のPDFデータとWeb配信用データを同時に生成できる製品。制作工程にある赤入れや組版からWeb制作における手戻りが不要のため、制作業務の効率化とスピードアップを実現する。
今回Handbookとの連携により、Publish MakerXで制作したコンテンツをそのままHandbookにアップロードすることができるようになり、モバイル端末の活用が進む現場への「ワンストップ配信」を実現。これまでの制作と配信を別のツールで実施する工程で起こりがちな共有コンテンツのバージョン違いや一部現場への共有漏れといったミスをなくし、作業にかかる負荷を軽減することができるという。
両社は今後とも協業体制を強化しながら、あらゆるビジネスのペーパーレス化に貢献していくとしている。