ウイングアーク1stとグルーヴノーツは4月26日、ウイングアークのBIダッシュボード「MotionBoard」と、グルーヴノーツのノンプログラミングでデータ予測・分析を実現する機械学習プラットフォーム「MAGELLAN BLOCKS」を組み合わせた、AI(人工知能)を利用できる新たな製品を提供開始した。

今回の両社の協業により、低コスト・短期間でユーザー企業自身でMAGELLAN BLOCKSを用いたデータの分析・予測が可能となるほか、AI分析結果と業務データをMotionBoard上で利用できる環境を提供する。

専門家に高額なコンサルテーションフィーを支払わなくてもAIによる分析を可能とし、AIの民主化を実現するという。

新製品の特徴として「法人向け業務システムの予測分析ニーズへの対応」「自社内のシステムとデータで分析を継続して可能」「製品の導入だけでAI分析が可能」「設定や分析作業をノンプログラミングで容易に行えるユーザーインタフェース」の4点を挙げている。

また、利用シーンとして数値予測では需要予測や売り上げ予測、分類では顧客タイプ分類や従業員退職予測、人事評価、自然言語(文章)ではメール分類や報告書評価、音声解析では音声・テキスト変換、画像解析では製品品質管理を挙げている。