LiteSpeed Technologiesは2018年4月19日(米国時間)、「LiteSpeed Sites are Safe and Secure - LiteSpeed Blog」において、LiteSpeedはプロダクショングレードのマスマーケットサーバにおいてHTTP/2とQUICの双方をサポートした最初のプロダクトだと説明。Webサーバに高いセキュリティ設定が求められる昨今において、そうした要望に応えることができる最新のWebサーバであるとアピールした。

Webブラウザとして最大シェアを持つGoogle Chromeは2018年7月からHTTPで提供されているページを「安全ではない」ページとして表示するようになる。Chromeは高いシェアを持っていることから、こうした動作の変更は多くのユーザーに影響を与えるものと見られている。

  • トップ100万ビジーサイトWebサーバシェア 2008年9月〜2018年3月 - 資料: Netcraft提供

    トップ100万ビジーサイトWebサーバシェア 2008年9月〜2018年3月 - 資料: Netcraft

  • トップ100万ビジーサイトWebサーバシェア 2018年2月、2018年3月 - 資料: Netcraft提供

    トップ100万ビジーサイトWebサーバシェア 2018年2月、2018年3月 - 資料: Netcraft

LiteSpeedは軽量高速のWebサーバ。Apacheの設定ファイルと互換性があり、Apacheから簡単に移行できるという特徴がある。LiteSpeedはWebサイト全体としてのシェアはまだそれほど高くない。Netcraftの調査では、2018年3月の時点でトップ100万ビジーサイトにおいて1.45%ほどのシェアを確保している。セキュリティへの取り組みに加え、特に高い性能が期待できることから、今後も増加の傾向が続くのではないかと見られる。