ソリトンシステムズは4月18日、無線LAN に対し認証機能を提供するクラウドサービス 「NetAttest EPS Cloud」 の提供を開始すると発表した。

ユーザーではなく端末を識別することにより、ID/パスワード等のユーザー認証では防ぐことのできない正規ユーザーの持つ不正端末(私物端末等)も防ぐことができるという。サービスでは、端末認証に必須の「認証要素を窃取できない」「盗んだ認証要素を使って端末の偽装ができない」という2つの要素を満たしているデジタル証明書を利用した認証を採用している。

  • EPS Cloud 概要図

デジタル証明書は端末に証明書をインポートする必要があるが、EPS Cloudでは申請ワークフローと証明書の配布機能を有しており、手間なく展開が可能。

また、社内LAN にアプライアンスを置くことでクラウドと冗長化を行い、クラウドと通信ができない際にも認証を継続し可用性を高めることもできる。

価格は、初期費用が100,000円、100ライセンスを含むベースサービスの月額費用が10,000円となっている。