Tecmint.comは4月10日(米国時間)、「Agedu - A Useful Tool for Tracking Down Wasted Disk Space in Linux」において、ディスクの使用量を調査しHTMLで報告するツール「Agedu」の使い方を伝えた。Ageduは特定のディレクトリ以下のディスク使用量を調査し、その結果をWebブラウザから閲覧できるようにする。
Ageduの主なインストール方法は次のとおり。
aptでAgeduをインストール
sudo apt-get install agedu
yumでAgeduをインストール
yum install epel-release
yum install agedu
macOS HomebrewでAgeduをインストール
brew install agedu
FreeBSDでAgeduをインストール
sudo pkg install agedu
Ageduは次のように-sを指定した状態でディレクトリを指定し、ディスク使用量を調査する。
Ageduでディスク使用量を調査
# agedu -s /Users/daichi
Built pathname index, 310032 entries, 27764717 bytes of index
Faking directory atimes
Building index
Final index file size = 87152096 bytes
#
Ageduは次のように-wを指定して実行すると、簡易Webサーバとして動作する。表示されているユーザー名とパスワードで表示されているURLにアクセスすることで、調査結果を閲覧できる。
報告書を見るためのWebサーバを起動
# agedu -w
Using HTTP Basic authentication
Username: agedu
Password: 5dddqqnjfmxaz5um
URL: http://localhost:59685/
Ageduの処理をcrontabに登録するなどすれば、定期的にディスク使用量データを更新することが可能。UNIX系のオペレーティングシステムには、似たような処理をするコマンドとしてduコマンドがある。Ageduを使うと、duコマンドの表示するような使用量データをグラフィカルなHTMLとして閲覧することができる。