ウェルスナビは3月27日、横浜銀行と提携して2018年春をめどに「WealthNavi for 横浜銀行」を提供すると発表した。
新サービスは、同社のロボアドバイザーである「WealthNavi(ウェルスナビ)」を横浜銀行の顧客向けにカスタマイズしたもの。
神奈川県を中心に200店舗以上のネットワークを持ち、地域に根差したサービスを提供するという横浜銀行の顧客に、全自動で国際分散投資を可能にするという金融アルゴリズムによる資産運用サービスを提供する。
WealthNaviの主な特徴として「自動的な資産運用」「中長期的に安定的に資産を形成していきたい働く世代へのサービス」「効果的・効率的な資産運用のサポート」「手数料の明確化および資産運用アルゴリズムのホワイトペーパーによる公開」の4点を挙げている。
資産運用に関しては、世界の富裕層や機関投資家が利用する資産運用アルゴリズムや、先端の機能により、高度な知識や手間なしに自動で国際分散投資を行うという。
働く世代へのサービスとしては、ロボアドバイザーが最適ポートフォリオを作成し、個人投資家が陥る心理的な壁に阻害されることなく、適切な資産配分の維持や為替などのリスクの分散を図る積立投資の継続など、合理的な投資行動を実現するとしている。
効果的・効率的な資産運用のサポートについては、中核となる技術について特許を取得している「リバランス機能付き自動積立」や「自動税金最適化(DeTAX)」などの機能により、ユーザーの効率的・効果的な資産運用をサポートする。
手数料は、預かり資産の評価額に対し1%(年率、消費税別)のみという。なお、預かり資産が3000万円を超える部分については別途割引手数料を適用。資産運用アルゴリズムはホワイトペーパーで公開しており、Webで誰でも閲覧できるという。
ウェルスナビは、金融機関向けにWealthNaviをカスタマイズしたサービスを発表し、これまで「WealthNavi for SBI証券」「WealthNavi for イオン銀行」が提供されている。