豊田自動織はフォークリフトを主力製品に200を超えるグループ企業が、世界各地で多様なビジネスを展開している。同社では、Azureの安定性や処理能力、セキュリティの高さを評価し、グローバルでのシステム基盤として採用した。
両社は連携して、世界各地のフォークリフトをクラウドに接続し、IoT化することで、稼働状況などの情報の収集と分析を可能にし、予兆保全や人員の最適な配置の実現を図るという。
豊田自動織機では、各地のフォークリフト稼働状況が可視化されることで、現在の状況だけでなく、過去のメンテナンス履歴も把握することができることから、将来的には分析をもとにした顧客車輌メンテナンスサービスの提供も検討している。
一方、マイクロソフトは豊田自動織機様のパートナーとして、デジタル化によるビジネス変革「デジタルトランスフォーメーション」を支援していく方針だ。