Origamiと日本ユニシスは2月21日、スマホ決済サービス「Origami Pay」を中核とした業務提携に関する基本合意を締結したと発表した。
両社は、地域金融機関の勘定系APIと「Origami Pay」の連携により、金融機関口座からのダイレクトな決済を可能にするサービスの提供、ならびに、デジタルマーケティングサービスの共同開発・市場展開を行い、地域社会におけるキャッシュレス化を進める。
具体的には、スマホ決済サービス「Origami Pay」をAPI経由で金融機関口座と直接連携し、預金口座から決済代金をリアルタイムに引き落とす口座ダイレクト決済サービス基盤を提供。また、決済データと、その他顧客に関する多様なデータの組み合わせをもとに、デジタルマーケティングサービスを共同で開発・展開していく。
これにより、金融機関は新たな収益機会を獲得すると同時に、口座保有者にはキャッシュレス環境を提供。取引先の小売・サービス事業者には送客・誘客支援を実現することで、より一層地域に密着した金融サービスを展開することが可能だという。
今後、Origamiと日本ユニシスは、同提携に基づき、日本ユニシスの約30社の勘定系ユーザーを皮切りに、全国の地域金融機関にOrigami Payのサービス基盤を展開していく。