TIOBE Softwareから、2017年12月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。

2017年12月におけるインデックスは次のとおり。

順位 プログラミング言語 インデックス値 推移
1 Java 13.268%
2 C 10.158%
3 C++ 4.717%
4 Python 3.777%
5 C# 2.822%
6 JavaScript 2.474%
7 Visual Basic .NET 2.471%
8 R 1.906%
9 PHP 1.590%
10 MATLAB 1.569%
11 Swift 1.566%
12 Objective-C 1.497%
13 Assembly language 1.471%
14 Perl 1.437%
15 Ruby 1.424%
16 Delphi/Object Pascal 1.395%
17 Go 1.387%
18 Scratch 1.374%
19 PL/SQL 1.368%
20 Visual Basic 1.347%
  • 12月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

    12月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

  • 12月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

    12月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

TIOBE Softwareは毎年1月に前年に最もポイントを伸ばしたプログラミング言語を大賞として発表するが、今の調子で推移が続けばC言語とKotlinのどちらかが受賞することになるだろうと説明。特にC言語の伸びが大きく、大きな変動が見られない限り、C言語が大賞に輝く可能性が高い状況だ。

C言語は長きにわたって2位をキープ。一時期はJavaを超えて1位をキープした時期もある。しかし、2016年に入った辺りからJavaとC言語は大きくポイントを減らしていった。一方、C言語は2017年後半に入ってから反発するようにポイントが増加。現在の傾向が続いた場合、C言語が再びJavaを超えて1位になる可能性もある。