シュナイダーエレクトリックは10月23日、HMI(プログラマブル表示器)の「Pro-face by Schneider Electric」から製造現場に対しセキュアなリモートアクセスを実現する「Pro-face Connect(プロフェイスコネクト)」の販売を開始した。
Pro-face Connectは導入コストを抑えつつ、セキュリティ面でも安全な遠隔監視をサポートするソフトウェア。リモートモニタリングソフトウェア「GP-Viewer EX」やラダーソフトとの組み合わせで遠隔監視・操作を実現するという。
すでに対象となるPro-faceのHMIを導入している場合は、ライセンスを導入し、既存のプログラマブル表示器や遠隔監視をするパソコンにコンポーネントを追加するだけで遠隔監視が可能。新たにVPNルータを設置する必要がないため、設備投資のイニシャルコストは必要ないという。
また、既存のIPアドレスの変更が不要なため、ローカルネットワークのように運用を開始できるほか、同サービスは制御システムのセキュリティ基準に基づいて設計されているため、安心して利用可能としている。