三井情報(MKI)は8月29日、ルータやエッジコンピューティング(AI制御)等の機能をワンボックス化した「MKI Intelligent Gateway」を含む「MKI IoT基盤」を8月より提供開始すると発表した。また、それに伴い、MKIが提供するクラウド型省エネルギーマネジメントサービス「GeM2」を「MKI IoT基盤」に移行する。

「MKI IoT基盤」では、ハードウェアをワンボックス化させた「MKI Intelligent Gateway」に加え、ネットワークはIoT通信ネットワーク、クラウドはマイクロソフトのMicrosoft Azureを活用。Microsoft Azureを使用することによって、容易にスケール増減ができ、スモールスタートからの順次拡張も可能だという。

MKI IoT基盤全体図

また、「MKI Intelligent Gateway」は汎用的なセンサーに対応しており、「MKI IoT基盤」上でさまざまなIoTサービスを展開することが可能。「MKI Intelligent Gateway」を通して収集した各種データについては、分析を行いAIの精度を向上させていくとしている。

同社は今後「MKI IoT基盤」に移行した「GeM2」について、大型ショッピングセンターやスポーツジムなどをターゲットに、今年度100拠点の新規導入を目指す。