デジタルガレージは8月18日、顧客ID付POSである「ID-POSデータ」連動型広告運用サービス「POS UP!-オンライン広告」の提供を開始したと発表した。

「POS UP!-オンライン広告」はスーパーやドラッグストアのポイントカード会員約5000万人分のID-POSデータを保有する「True Data」を活用した、消費財メーカーのインターネット施策を支援するサービス。インターネット広告を起点とした店頭での顧客獲得を目的とし、日次単位で取得したID-POS全購買データを分析することで、インターネット広告を最適化する。

True Dataを活用することで、従来のインターネット広告運用サービスでは難しかったインターネット広告による店頭での顧客獲得効果の可視化が可能となった。購買者の年代や性別といった詳細な属性データに加え、新規顧客の比率やブランドチェンジによる購買、既存顧客の継続率といった指標を把握し、さらなる費用対効果向上に活用できるという。

また同社は、メディアやクリエイティブのABテストを行い、ターゲット顧客の店頭購買が向上する要因を検証・特定し、最適化に向けて広告プランを改善するといったPDCA運用までを一貫して行う。