JSOLは6月1日、Concur Expenseの経費精算データをSAPのERPシステムへ自動連携する「J-Model ConcurLink」の提供を開始すると発表した。
従来、SAPのERPシステムへ経費精算データを連携するためには、Concurを導入した各社にて個別にデータ連携のための中間サーバの構築や、伝票転記の仕組みの構築が必要だった。同モジュールを導入することで、Cocnurの経費精算データを直接SAPのERPシステムに連携することが可能となる。
J-Model ConcurLinkは、処理プログラムに加え、管理画面(結果確認やエラーリカバリ対応が可能)、変換パラメーターがセットとなったモジュールとなっており、SAP S/4HANAやSAP ERPに組み込むことで、すぐに利用できる。
今後も顧客の幅広いニーズに対応するため、連携機能の拡充を予定している。同モジュールの提供を通じて、Concurの短期間導入、周辺システムの開発工数削減を支援するとともに、ConcurおよびSAPのERPシステムの安定的なシステム運用に貢献していく。