日立ソリューションズは4月24日、従来、紙文書で行っていた承認や決裁などの業務をデジタル化する「電子契約ソリューション」を5月31日から販売開始すると発表した。
同ソリューションは、米DocuSignのクラウドサービス「DocuSign(ドキュサイン)」と、日立ソリューションズの「活文」を連携したもの。契約時に、PCやスマートデバイス上で、書面上の入力項目の設置やワークフローの設定、承認、電子署名などを行うことができ、締結後の契約書や関連資料を一元管理し、検索できる。
「DocuSign」で、契約書の書面に必要な情報の入力項目の設置や、ワークフローによる承認・署名など、契約締結の一連の流れをデジタル化。文書管理システム「活文 Contents Lifecycle Manager」で、締結後の電子契約書や関連資料などを適切なアクセス権の設定で一元管理し、保管する。また、証跡の管理などにより情報漏洩を抑止したり、紛失リスクを軽減したりすることで、コンプライアンスを強化できるという。価格は個別見積。