WordPress Tavernに3月23日(米国時間)に掲載された記事「PHP 5.6 Is Now the Most Widely Used PHP Version|WordPress Tavern」が、W3Techsの統計情報を引用する形で世界中で最も多く使われているPHPのバージョンがPHP 5.6になったと伝えた。PHP 5系のほかのバージョンがシェアを減らす中、PHP 5.6は継続してシェアを増やし、最も使われているバージョンとなった。
掲載されている情報によれば、サーバサイドのプログラミング言語としてのPHPのシェアは82.6%。PHPの最新メジャーバージョンであるPHP 7系のシェアはそのなかで3.1%とされている。一方、PHP 5系のシェアは95.3%。その中でもPHP 5.6が最も高いシェアを確保したことになる。
現在、PHPデベロップメントチームがサポートしているバージョンはPHP 7.1系、PHP 7.0系、PHP 5.6系の3系。PHP 5.6系以外の5系のサポートはすでに終了している。古いバージョンは脆弱性の修正が実施されないことから、早期にセキュリティサポートが提供されているバージョンへ移行することが望まれる。