法人向けオンラインストレージなどのクラウドサービスを手がけるダイレクトクラウドは2月15日、エクスプローラー内に仮想ドライブを作成し、クラウド上の各種ファイルを直接利用可能なWindowsアプリケーション「DirectCloudドライブ」のβ版をリリースした。

DirectCloudドライブは、これまでのPC専用ソフト、Webアプリケーション、モバイルアプリケーションに加え、Windowsエクスプローラー上でのファイル操作が可能。また、専用ソフトやWebブラウザを利用しなくても、エクスプローラー内にマウントされている仮想ドライブから「ファイルを開く」「保存」などの操作を行うことができるほか、仮想ドライブからクラウド上のファイルを管理・共有を完結するとしている。

新アプリケーションのインストール後に、IDやパスワードなどのアカウント情報を入力することで、クラウドサービスと連携した仮想ドライブが作成され、エクスプローラー上からネットワークドライブとして利用できる。さらに、通信経路には256ビットのSSLを採用し、すべてのファイルはクラウドストレージに保存する前にウイルス検知が行われ、AES 256ビット対称キー暗号化を使用して暗号化されるという。