fossBytesに1月5日(米国時間)に掲載された記事「"The Internet Will SHUTDOWN For 24 Hours In 2017" Security Firm Predicts」が、セキュリティファームLogRhythmが2017年には大規模DDoS攻撃が発生する結果、世界規模でインターネットが24時間にわたって停止するような事態が発生すること、その結果金融市場が混乱することなどの推測を行っていることを伝えた。2016年にすでにその兆候が現れており注意が必要。

サイバー攻撃を実施しているグループはすでに2016年の段階で大量のIoTデバイスにマルウェアを感染させ大規模ボットネットを構築し、特定の地域のインターネットを動作不能に陥れるDDoS攻撃を実施することに成功している。同様の手法を使ってさらに広範囲に影響を与えるDDoS攻撃を実施してくるものと見られる。

記事では、LogRhythmの副社長兼最高情報セキュリティ責任者であるJames Carder氏が、2017年にランサムウェアの脅威が増加する点を指摘していることにも言及。ランサムウェアは高い収益を得られることからサイバー攻撃を実施するグループに注目されており、2017年も引き続き攻撃が行われることが予測される。