セゾン情報システムズとJIG-SAWは12月21日、IoTデータのセキュアなデータ連携ソフトウェア「HULFT IoT」と、デバイス自動監視サービス「puzzle」を連携することで合意した。

「HULFT IoT」と「puzzle」の連携イメージ(データ送信とデバイス監視)

puzzleは、膨大なアラートデータ、ログデータなどのビッグデータを機械学習により分析し、自動制御を実施。分析されたデータを自動検知へフィードバックする、といったサイクルを循環させることで、迅速かつ正確なマネジメントを実現するサービス。

HULFT IoTは、独自かつセキュアなHULFTプロトコルでの伝送、暗号化機能、自動リトライ機能でデバイスからのデータ連携を安全確実に行うことにより、データ連携のエラー発生の回避、大量データ連携の管理工数を削減するサービス。

今回、JIG-SAWが進める完全閉域ネットワーク環境のエッジコンピューティング基盤やAI(人工知能)を活用した「A&A ROBOT MANAGED SERVICE(puzzle)」とセゾン情報システムズのIoTデータ連携ソフトウェア「HULFT IoT」を連携。また、JIG-SAWのサービス拠点であるSCC(Sapporo Control Center)に「HULFT IoT サポート窓口(24時間365日体制)」を併設することで、顧客へワンストップサポートで提供する。

「HULFT IoT」と「puzzle」の連携イメージ(インターネットを利用したセキュアデータ転送)

これにより大量のデバイスの監視・管理業務から確実なデータ連携、ワンストップサポートの提供を行うことによりIoTシステム全体の品質向上を実現し運用コストを削減できるという。